最近の読書

2024年4月12日更新

このページでは最近読んでいる本について記していきます。気が向いた時に更新。以前の記事は消去していきます。

『文藝春秋』 2024年 五月号

「私は学歴詐称工作に加担してしまった」という見出しに興味をもって購入した雑誌である。さっそく読んでみたが、以前読んだ『女帝 小池百合子(石井妙子著)』に書いてあることを裏付けするような内容であった。これが真実だとすると結構大変なことだと思う。同書にも書かれていたカイロ時代に一緒に暮らしていた人の文章も記載されており、非常に衝撃的である。

ただ、ここでその内容が本当かどうか、については触れるのは避けたい。あくまで雑誌の記事ということで、そういうものかなあというくらいの気持ちである。

実は、身近な人が「学歴詐称」を行っていたのを見たことがある。ひとつは音楽教室の看板で、もう一つはコンクールの審査員だった。前者は指摘しないでおいたのだが、後者は新聞に載るような事件となったことで知った。やはりこういうことはいつかは露呈すると思うし、やってはいけないと思ったものだ。

今月号では「LINEは危なすぎる」という特集も読んだ。週刊文春でも似たような特集があったが、前からこのSNSは危ないと思っていたので、一度やめたことがある。最近はまた使っているが、これは親しい人から使ってほしいと言われたからで、どうも E-Mail は使い勝手が悪いのだとか。私にはよく分からないし、なんでもスマホで済ませる文化にもついていけないように思っている。一度、職場の駐車場でスマートフォンを落としたことがある。警察にも届けた後、1日経ってからある人が拾って届けてくれた。しかし、どういう経緯で落としたのか分からないし、電子マネーも入っているのでこれは結構危ない道具だと思った。とはいえ、最近もあるスーパーのポイントカードを3枚一緒に紛失してしまったので、こういうことは私の悪い癖になっているような気もする。

内容がそれてしまったが、昔はこういう雑誌は電車での移動の際によく読んでいた。最近は電車に乗る機会が減っていると思う。時々東京方面に出かけたくなるのはこういう生活のリズムを忘れてしまったことが原因なのかもしれない。

何はともあれ、いろいろな人の文章を読むのは楽しいことである、といつも思う。定年退職した現在、読書は私の楽しみの中でかなりの部分を占めるものとなっている。



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